任天堂、大幅な増益を記録

 任天堂は5月26日、2005年3月期連結決算を発表した。



売上高:5152億9200万円(△0.1%)
営業利益:1115億2200万円(△3.6%)
経常利益:1452億9200万円(△189.8%)
純利益:874億1600億円(△163.3%)
※()は前年比、△はプラス、▲はマイナス

 2005年3月期は、昨年12月に発売された(北米では11月)新型ゲーム機「ニンテンドーDS」がPSPと競合したものの健闘。計画の600万台には及ばなかったものの、527万台を売った。ソフトも『スーパーマリオ64DS』と『さわるメイドインワリオ』を中心にヒットを飛ばした。
 また、ゲームボーイアドバンスでは『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』が全世界で600万本を越えるヒット作となった。そのほかファミコンミニシリーズも好調だった。本体の出荷台数は1540万台で、累計は6679万台になった。
 一方、苦戦を強いられているゲームキューブは、『ペーパーマリオRPG』と『マリオパーティ6』が全世界ベースでミリオンセラーを記録するなど根強い人気を見せ付けたが、競合他社との激しい競争により、ハードウェアの売り上げは減少した。本体の出荷台数は392万台で、累計出荷台数は1850万台になった。
 その結果、売上高は微増に留まり、本業の儲けを示す営業利益も微増だった。しかし、最終利益は為替相場が予想よりも円安で推移し、為替益が膨らんだことから大幅な増益になった。

 2006年3月期は現在ヒット中の『nintendogs』など、新機軸の作品をアピールして新たな顧客をつかみ、ニンテンドーDSの普及を進めたい考えだ。PSPとの熾烈な競争が予想されるが、今年は『マリオカートDS』や『どうぶつの森DS』など粒ぞろいの良作が発売予定なので、ここで差をつけておきたいところだ。
 またゲームキューブは『マリオベースボール』などのコラボレーション作品や、ユーザーが待ちに待った『ゼルダの伝説』の最新作など、前年以上に盛り上がりそうだ。ただし、任天堂の計画ではソフトの販売本数は減少する見通し。これはサードパーティから発売されるソフトが減ることを見越してのことだろうと考えられるが、少なくとも任天堂製のソフトに関しては安泰だろう。

 ハードウェアでは、ゲームボーイミクロ(仮)が秋に発売予定。こちらはゲームボーイアドバンスの改良版にあたるハードになるわけだが、果たしてユーザーにどの程度受け入れられるか注目されるところである。任天堂しては買い替えよりも、新規ユーザーを狙っているようだが・・・。

 なお、次世代ゲーム機「レボリューション(仮)」については触れられておらず、発売は来期以降になる可能性が高いようだ。


ニュースソース
任天堂ホームページ:平成17年3月期 決算短信(PDFファイル)

電撃オンライン:任天堂が2005年3月期連結決算を公表、DSの出荷台数は全世界で527万台を記録

ファミ通.com:任天堂が決算発表、ニンテンドーDSやソフトの販売が好調で増益

YOMIURI ONLINE:任天堂が大幅増益、運用資産で為替差益
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by tnf_blog | 2005-05-26 19:06 | NINTENDO NEWS
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